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力触覚の提示と計算研究委員会OS 「触育」  

力触覚の提示と計算研究委員会

力触覚の提示と計算委員会ではこれまでに大会においてさまざまな観点から力触覚に関する講演を開催してきました.本年は教育における力触覚をテーマとしました.研究者の多くは子供をもつと自分たちの研究と絡めて子供の成長を見ることがあります.若手力触覚研究者も自分たちの子供の成長と照らしあわせて教育における力触覚の意義を考えている方も大勢います.そこで教育に寄与する力触覚的アプローチとして,玩具設計者・教育論研究者・ワークショップ企画者などにご講演いただき,触覚を利用した教育の形「触育」についてご議論いただければと考えております.1日目15:30よりRoom Eにて開催しますので,皆様奮ってご聴講ください.

  1. はじめに 「触覚機能のAgingについて概説」 大阪大学 黒田 嘉宏 先生
  2. 「育児用品における”ふれる”ことの大切さ」 ピジョン株式会社 斉藤 哲 様
  3. 「おもちゃから見た幼児の手の発達と遊ばせるための工夫」 くもん出版 森山 惠吾 様
  4. 「触って楽しむ携帯アプリから実世界での創造性へ」 慶應義塾大学 牧野 泰才 先生
 

力触覚の提示と計算研究委員会 展示OS 「触って感じる力触覚」  

力触覚の提示と計算研究委員会

力触覚の提示と計算研究委員会では,これまでの研究会で発表された研究の中から,委員会委員の投票により,優れた触覚デモ展示数件を選び,大会展示OSブース (OS1,OS2,OS3) にてデモ展示をします.今年は下記3件を研究会推薦デモとして展示していただいております.

  • 有限要素振動シミュレーションに基づく材質感の力触覚レンダリング
    竹花 幸伸, 須佐 育弥, 三武 裕玄, 長谷川 晶一, 佐藤 誠
  • 補助物体の反力に力覚デバイスの仮想力を重畳する力覚拡張呈示に関する研究
    栗田雄一,清岡雅弘,辻敏夫,永田和之
  • ダイラタント流体を用いて創出可能な複合感覚と力学的因子の分析
    吉元俊輔,黒田嘉宏,井村誠孝,大城理

大会参加者のみなさんにぜひとも体験していただきたい優れた触覚デモばかりですので,奮ってご体験ください!