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日本バーチャルリアリティ学会大会 (徳島大学 常三島キャンパス)  

 

力触覚の提示と計算研究委員会OS 「世界にインパクトを与えるハプティクスの論文デザイン」  

力触覚の提示と計算研究委員会

質の高い研究を行い優れた論文を書くことは,経験値を高めたり次の大きな仕事につなげたりする上で重要です.国内のハプティクス分野の研究はますます活発になりつつありますが,国際プレゼンスの向上が課題です.そこで,IEEE World Haptics (WHC) や Eurohaptics, Haptic Symposium, IEEE Transactions on Haptics (ToH)などにおいてインパクトの高い研究発表を行った研究者を迎えてその研究内容の解説と論文発表のノウハウを紹介頂くとともに,論文講習会を実施することで,日本のハプティクス研究者の国際競争力の向上を図ります.国際学会で経験値を得たい学生の皆様,インパクトの高い論文出版で業績を積みたい若手研究者の皆様,日本のハプティクス分野の今後を考えたいベテラン研究者の皆様に参加いただき,ハプティクスにおける論文について一緒に議論できれば幸いです.
講演OSは大会1日目10:40よりD会場 (常三島地区 理工学部共通講義棟)にて開催しますので,皆様奮ってご聴講ください.

  • 日時:2017年9月27日(水)10:40-12:10
  • 会場:D会場 (常三島地区 理工学部共通講義棟)
  • 発表スケジュール:
    • 10:40-11:05 岡本正吾 「トップカンファレンスに採択される論文は何か」
      WHCの oral と poster で採択された論文の質的な違いについて議論し,過去の best paper award を探ってみたく思います.その後,その観点から,我々の論文を見直してみたいと思います.どのような論文デザインが良いかの答えは分かりませんが,お越しの皆さんと一緒に考える機会になればと思います.
  • 11:05-11:30 蜂須拓 「論文執筆熟練者のように振る舞う方法」
    前報であるCHI論文執筆からToH論文採択までに,論文執筆のために役に立ったテクニック(書き方やトレーニング)をお話したいと思います.CHIやToH採択者の中で論文執筆経験値が決して高くない私がどのように経験値の高い著者のように振る舞ったかを喋りたいと思います.ツッコミどころの多いテクニックもあると思いますが,その辺りで議論が盛り上がればと思います.
  • 11:30-11:55 雨宮智浩 「論文採択を異なる視座から考察する」
    著者,査読者,編集者のそれぞれの経験から見た論文執筆・採択の戦略を考える,という内容にしたいと思います.経験則のみならず,可能な限り一般化して話せればと考えております.
  • 11:55-12:10 質疑応答
 

力触覚の提示と計算研究委員会 展示OS 「触って拡がる力触覚」  

力触覚の提示と計算研究委員会

力触覚の提示と計算研究委員会では,これまでの研究会で発表された研究の中から,委員会委員の投票により,優れた触覚デモ展示数件を選び,大会展示OSブースにてデモ展示をします.今年は下記2件を研究会推薦デモとして展示していただいております.

  • 日時:2017年9月27-29日(コアタイム:28日12:10 - 14:30, 29日 9:00 -13:00)
  • 会場:技術芸術展示(常三島地区 理工学部共通講義棟)
  • 演題:
    • Haptic-Through Systemsの提案
      河合秀樹, 神谷知樹, 梶本裕之, 佐藤克成, 柳田康之, 中野拓哉
    • 温冷覚刺激の複数個所提示により生じる温冷覚逆転現象
      橋口哲志, 新井啓介, 柴田史久, 木村朝子

大会参加者のみなさんにぜひとも体験していただきたい優れた触覚デモばかりですので,奮ってご体験ください!